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2009年4月13日 (月)

軍艦島

昔、5歳くらいだったと思いますが、軍艦島の映像が流れるCMがありました。何のCMだったか覚えてませんが、子供ながらに廃墟の映像にひきつけられおぼろげながら未だに覚えてるくらいです。

軍艦島は、長崎の沖合いに浮かぶ職住一体の炭鉱都市です。最近まで知らなかったのですが、わが国ではじめて鉄筋コンクリート造の集合住宅が建てられたのもここだそうです。洋上に浮かぶようなシルエットは、まるで戦艦のようなので軍艦島と呼ばれています。明治初期から1970年代まで使用され、最盛期の人口密度は、当時の東京都内以上。

娯楽施設から生活必需品まで島内でそろえることができたそうですが、生活環境は必ずしもよかったわけではないようです。

最近の廃墟ブームで、立ち入り禁止になっていた軍艦島が、本年度から一般に公開されるそうです。それにともなって桟橋や見学通路が整備されたようです。僕も機会があれば行ってみたいと思っていたので一般公開されるのはうれしいです。

学生時代、研究室で廃墟をテーマに卒業設計をしようとしていた学生がいました。先生が廃墟を題材にするのは卑怯だということで、変更を余儀なくされたようですが、確かに廃墟はモノクローム写真のような破壊力があります。

人々の営みの足跡を想像することも楽しいのですが、それ以上に、廃墟のような破壊された跡には、余白の美学があるように思います。言葉で語ると長くなるので辞めておきますが、敢えて言うなら無印良品の広告写真のようであると言っておきます。意味のわからない人は、今度マリオに会ったら聞いてみてください。その際は話が長くなるのを覚悟してください。(笑)

感覚的なものをわかるように人に説明するのは本当にむずかしい。

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コメント

公共広告機構のCMですね。なつかしい。

よく覚えていたね。
なんか、あのCMの映像が強烈で
何の島なのかよくわからないけど、覚えていたんだよね。

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