映画をみる
久々に映画を見に行きました。しかも2週に続けて。20日にスガイにある札幌劇場で「劇場版交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」。27日にワーナーマイカル江別で「エヴァンゲリヲン新劇場版:破」。
エウレカセブンは4年前に一年間TVで放映されていた作品で、再編集したものかと思いきや世界観と登場人物を踏襲しただけで、まったく別物になっていました。話の展開が速すぎて、よくわからないうちに終わってしまった観は否めません。ただひとつ言えるのは、見てるほうが恥ずかしいくらいな恋愛ものと言えるかもしれません。TV版は一年というスパンもあってか、かなり丁寧なストーリー構成だっただけに残念。僕としてはあまり薦められません。
エヴァンゲリヲンは2年前公開された序の続編です。序がTVシリーズをリファインしたのに対し、今回は破の名に恥じないくらい、TVの話を破壊してました。詳しくは長くなるので省きますが、TVシリーズは登場人物すべてと言って良いくらい暗く、話の展開もダークな方向に行きがちでしたが、今回の新劇場版は、良い意味で観客の期待を裏切り、登場人物たちはなんとなくポジティブな気持ちを持っているし、話の展開も救いのあるような感じがします。
今回は、戦闘シーンが目白押しで息つく暇もなく終わりを迎えました。
新劇場版は、TVシリーズの頃の救いのないダークなエヴァンゲリオンと違い、何か期待させるものがあるので今後の続編も楽しみです。新訳Zガンダムもそうだったけど、同じ作品に同じ製作者が手を入れるのは、その時々の製作者の考えや感性の違いが如実にでるのでおもしろいですね。
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