2006年10月11日 (水)

出口のない海

どうもです。

今日はこれといって話題がないので先日観た映画の感想でも

書こうと思います。

「出口のない海」

原作:横山秀夫、監督:佐々部清、主演:市川海老蔵

時代は太平洋戦争末期。

甲子園の優勝投手である大学生の並木は、海軍に志願。

やがて、人間魚雷「回天」の操縦士となり、戦場に身をおくというお話です。

この回天は、元は魚雷であったが戦力の低下するなかで確実に敵の艦船を沈めるために、人が直接操縦できるように改造した、必殺の特攻兵器。

非常に操縦は困難を極め、操縦ミスにより死ぬ者もいるとう厄介な兵器でもあります。映画では、回天の操縦が困難であることが印象的に描かれ、自分を殺すために訓練する様子に虚しさを感じずにはいられませんでした。どんなに努力してもそれは自分の為にならないどころか、自分を死に近づけるためであるという矛盾。それが映画の最後まで貫かれていました。現在の自分を省みると反省すべきことが多いなあと思いました。竹内まりあのエンディング「返信」という曲は映画の内容に非常にマッチしており、映画館を出る時は、非常に無力感に苛まれました。

ちなみに、昨年公開された「男たちの大和」が動ならば、この作品は間違いなく静の映画です。単なるドンパチを期待している方にはお勧めできません。(この映画でドンパチは全くありません。)

その他のカテゴリー